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工事現場レポート
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第一古里川砂防施設改築工事

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第一古里川上流に位置する3号堰堤(着手前)。堰堤の腹付(堰堤前面に幅+2m)や嵩上げ(+50㎝)を実施します。

概要

工事名称 令和元・2年度第一古里川砂防施設改築工事
工事場所 鹿児島市古里町地先
発注 国土交通省 九州地方整備局 大隅河川国道事務所
工期 令和元年10月31日~令和2年7月31日
概要  土工、擁壁工、護岸工、仮設工、構造物撤去工

コメント

桜島南部に位置する第一古里川に既存する1号堰堤及び3号堰堤の嵩上げや堰堤の腹付を行う砂防施設の改築工事になります。現在噴火が活発な桜島昭和河口から約2.5㎞しか離れていない場所での作業になり、火山ガスの発生や噴石の飛来の影響を受ける環境下にあります。よって作業中は常時火山見張員により火口を監視し、ガス検測や降雨による土石流の発生把握の気象情報の収集を行う中での作業となっております。

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堰堤の嵩上げに用いる型枠には残存型枠(コンクリート製で躯体コンクリートと一体となり脱枠作業が不要)を使用します。

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コンクリートの打設に先立ち、吊り込み作業で2段分(h=1.2m)の型枠組み立て作業を行います。(組立途中の状況)

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腹付する既設堰堤打継面の付着をよくするため、はつり処理が計画されていましたが品質向上や省力化に寄与した繊維補強ポリマーセメント系接着剤を塗布する工法に変更して施工します。

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腹付コンクリート打設は残存型枠の天端付近まで実施します。所定の高さになるまで一連の作業を繰り返し仕上げていきます。

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堰堤嵩上げに伴い既設堰堤天端になる部分は大型機械を用いた(はつり)チッピング処理(深さ6㎝)を実施しています。

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