平成23年度 国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所国土交通行政功労表彰
受賞者(野村貞幸)
受賞・表彰名 | 優良施工業者(工事部門) |
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工事名 | 推込分水路分流堰設置工事 |
発注者 | 国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所 |
受賞者 | 野村 貞幸 (監理技術者) |
その他の従事技術者 | 現場代理人:柏木秀樹 ・担当技術者:松下明彦、奥文雄、瀬口貴弘、小路口守、和田祥宗) |
工期 | H22.09.22~H23.03.31 |
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工事の概要 | 河川土工:掘削(土砂・軟岩)20,720m3、多自然型護岸工:石材φ600~800mm程度 1,669m2、分流堰本体工:石材φ900mm程度 2,136m2、分流堰護岸工:φ500mm程度 1,008m2、撹拌混合処理工(石灰混入):7,700m3、護岸付属物工、仮設工一式 |
工事の目的 | 分流堰を設置することで、洪水が発生した時に、洪水の一部を分水路に分流させ、 川内川の洪水位を低下させ、上流のさつま町内を洪水から守ります。 |
工事の特徴 | 曽木の滝の分水路開削工事で切り出された薄い黒色の凝灰岩(巨石)を使用します。 ・分流堰は巨石を積上げて築造します。流線形と出来ばえに配慮した丁寧な施工が求められます。 ・巨石積は巨石を吊り上げかみ合わせて据付けてゆき、石の隙間には石の表面5cm下まで胴込 コンクリートが詰込まれます。巨石の表面は、削岩機(ツインヘッダー)で平に仕上げられます。 ・激特事業の中で最大の注目工事で、全国でも類を見ない巨石積の分流堰設置工事です。 |
受賞風景
完成写真(空撮) |